らいおんのTVぶろぐ

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ネタバレあり★ドラマ・バラエティのTVレビューを分かりやすく解説

コード・ブルー(第5話)2017.8.14放送

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今回は15分拡大でした。

藤川と冴島

藍沢耕作(山下智久)は天野奏(田鍋梨々花)の緊急オペと別の患者への対応に夜通し追われ、珍しく医局でぐったりしてしまう。
そこに藤川一男(浅利陽介)がトマトの箱を腕一杯に抱えて出勤してきた。
妊娠中の冴島はるか(比嘉愛未)が今唯一食べられるのがトマトで、藤川はそんな冴島の事を思い、愚痴を言いながらも幸せエピソードを話す。

緋山の恋

緋山美帆子(戸田恵梨香)は緒方博嗣(丸山智己)への想いを白石恵(新垣結衣)に相談するが、緒方は妻がいる身ということもあり、簡単に進む恋ではない。
緋山は友達の話として話すが、白石は声が大きく、周りに緋山は不倫しているのか、と勘付かれてしまう。
緋山は相談する相手を間違えたと後悔する。
ある日、緒方はリハビリ中に転倒し、ケガをする。
緋山は緒方の妻へ連絡の電話をする。
すると緒方の妻は「もう私の方への連絡は結構です。離婚するので。」と。

ドクターヘリ

翔北救命センターに下水道工事中の作業員が増水のため流され、救助に当たっていたレスキュー隊員も1人負傷しているとドクターヘリ要請が入った。
白石、名取颯馬(有岡大貴)、雪村双葉(馬場ふみか)が現場へ向かう。
現場につくと、名取はレスキュー隊員で意識のあるベテランの倉田正敏(大谷亮介)らの処置にあたり、白石と雪村は溺水で意識不明の作業員、吉崎孝司(長谷川慎也)をヘリで救命センターに搬送した。

赤ちゃん

吉崎の治療に取り掛かっていると、冴島は出血し倒れ込んでしまう。
対応に藤川一男(浅利陽介)と緋山があたる。
まだ13週なので、産むことが許されない中、術中に破水してしまう。
緋山も藤川も手を尽くしたが、胎児は助からなかった。
緋山は「赤ちゃん、助けてあげられなくてごめん」と。
冴島は「大丈夫、、、妊娠初期の流産は珍しい事じゃないし、またチャンスはあるから」と自分に言い聞かせるように言った。
周りには強がるが、藤川も冴島も精神的に滅入ってしまう。

初期対応

一方、別の病院へ運んだ倉田がショック状態になり、ドクターヘリで向かい、翔北救命センターへ戻されることに。
骨盤骨折の症状に気づかなかった初期対応に問題があるとされ、名取は動揺する。
初期応対は名取がしたことに、白石はそれを言うのを戸惑ったが、藍沢耕作(山下智久)は「それは名取がした」とはっきり言った。
軽く受け流す名取に白石は「失敗した医者には次があるけど、患者は死んじゃうともう次がない」と叱咤。
名取は患者と話すうち、「言い訳をする人間に命を預けたいとは思わない」という大事なことに気づく。
その後、名取は正直に倉田の骨盤骨折を見落としたのは自分だ、と話し倉田に謝る。

結婚とは

橘啓輔(椎名桔平)と藍沢が藤川や冴島について話し、「夫婦は所詮他人だ。悩んでいてもわからないこともある。一番知りたいことも・・・」と意味深なことを。
藍沢は無心でトマトを食べている藤川のもとへ。
冴島がトマトを見て思い出さないように食べてあげているらしい。
藍沢は藤川に「結婚の目的は幸せになることなのか、そもそも幸せってなんだ、だがわかっていることが一つある、お前は毎日悲しみのあふれるこの救命で皆に明るさをもたらしている。どんな時でもお前の家庭はきっと明るい。人は幸せになるために結婚するんじゃない。辛い毎日を二人で乗り越えていくために結婚するんだ。俺はそう思う。」と話すと、
藤川は感極まる。

家族

白石と緋山は冴島のもとへ。
名取の話を出し、会話が弾み、冴島に笑顔が戻る。
その後、冴島と藤川は赤ちゃんの埋葬に。
藤川は「はるかは自分が死にかけたときに一番に子供のことを心配したんだ。はるか、俺ははるかはすごくいいお母さんだと思う。」と告げる。
冴島は「一度家に帰って着替えたい。この子と最後のお出かけだからきれいにしたい。私たち家族の大事な思い出にしたい。」と。

幸せ

緒方は緋山に離婚届を見せ「ここにサインしてほしいんだ」と。
緋山は「いいよ、こんなのいくらでも書く」と。
二人は緒方の妻のことを聞きながらも、
家に戻った緋山は白石と結婚について話す。
白石は「やっぱり憧れる、誰かと一緒に生きる人生って素敵だなって思う」
緋山は「意外と、、、響いた」と。

次週へ続く・・・

さいごに

今回、切ない回でした。
赤ちゃん、助かってほしかった。
結婚、それが幸せとは限らない。
誰とどう生きるか、色んな感情がある中、それぞれの幸せって何か。
凄く感慨深いシーンが多かった印象です。