過保護のカホコ(第6話)2017.8.16放送
今回はそれぞれの夫婦に問題が勃発します。さらに、カホコとハジメが・・・
家の中
根本加穂子(高畑充希)(以下カホコ)の脱過保護宣言を受けて突然家を出てしまった母・泉(黒木瞳)。
根本家では残された父・正高(時任三郎)とカホコは泉がなぜ出ていったのかわからなかったが、泉の母・並木初代(三田佳子)から電話があり、泉の実家にいることがわかり安心する。
カホコと正高は慣れない家事に手を焼き、家の中はメチャクチャに。
ハジメへのお願い
一方、麦野初(竹内涼真)(以下ハジメ)に泉の事を相談するが、もう自分で考えろ、と言われてしまう。
カホコはハジメが両親の前で交際を申し込んでくれたことが嬉しいカホコだったが、「カホコと呼ぶこと」と「好きだと言うこと」の2つのお願いに、照れるハジメはなかなか答えてくれない。
カホコは納得できないが、泉のことを優先して考えなければ、とハジメのことは後回しにする。
正高の説得①
出ていった泉を説得するため、正高は泉の実家・並木家を訪ねる。
しかし、泉からは口をきいてもらえない上に、正高が話しかけても目の前にいるのにメールで返事をする始末。
それどころか、夫婦喧嘩をして家を出てきた泉の妹・富田節(西尾まり)がタイミング悪く転がり込んできて、正高の説得はスルーされてしまう。
その頃、料理ばかりか掃除や洗濯が一切できないカホコが家事に挑んだおかげで家の中はさらなる惨状を極めていた。
正高の説得②
再び並木家を訪ねる正高だが、今度は家出をした泉の妹・国村環(中島ひろ子)が駆け込んできて、夫達〔国村衛(佐藤二朗)、富田厚司(夙川アトム)〕が迎えにくるも妻達の怒りはピークになり、またしても正高の説得はうやむやに。
逆に根本家には、実家で娘の根本教子(濱田マリ)の借金トラブルに巻き込まれそうになった正高の父・根本正興(平泉成)が逃げ込んでくる。
正興の妻・根本多枝(梅沢昌代)は正興の面倒をそっちでしばらくみて、と頼んできた。
悩むカホコ
親戚中でトラブルが勃発していることを相談するカホコに、ハジメは心配しなくてもすぐに元に戻る、と話す。
照れながらもカホコのことを名前で呼ぼうとするハジメだったが、そこにすっかり印象の変わった富田糸(久保田紗友)(以下イト)が割り込んできた。
音楽をやめたイトにカホコはなんでもすると言い出し、イトは「ハジメくんを譲ってくれない?」と。
カホコは「ごめん、あげられない。だって物じゃないし、カホコはハジメくんが好きだから」と。
イトは呆れて出ていく。
男たちを説得
買い物をしているカホコの前に教子が現れ、カホコは皆心配しているから家に帰ってあげて、と告げる。
そんな中、女たちの集まる並木家と反対に、根本家には妻に出て行かれた夫達が続々と集結。
泉の父・並木福士(西岡徳馬)も並木家にいる女たちに責め立てられ出ていき、根本家へやってきた。
妻の悪口で盛り上がる男たち。
男たちに褒められ、「カホコの口から妻たちに言ってくれないか」と頼まれたカホコは、「そういうことを言わないでもらってもいいかな、言っとくけど今のままじゃカホコ、皆の奥さんみたいに素敵な奥さんにもなれないし、まだ子供だし家事もろくにできないしダメダメだから、、、そういうよく訳わからないこと言っている間に、皆奥さんにちゃんと感謝の気持ちを伝えてきたら。カホコ皆のこと大好きだけど、でもこういうところでウジウジウジウジしている皆のことは全然大好きじゃないから。顔もみたくないから。」と男たちを追い出す。
泉の愛
男たちと並木家にやってきたカホコ。
スイカを食べながら三姉妹で話すうちに、3人とも昔の話で盛り上がる。
泉も、カホコが本当に大切ということを思い出す。
そんな3人の前に全員登場する。
カホコは泉に「ママ!!私、こんなの初めて。自分がママの事なんにも知らなかったことに気づいた。今までママはママでしかなかったんだけど、そうじゃなくて、ママも私と同じ、女の子だったんだよね。私ずっと考えてたんだ、ママはどうして出ていっちゃったんだろうって。なんかママが出ていったのは意味があるんじゃないかなって。でね、やっとわかったの、きっと神様がママのこともっと知りなさいって言ってくれてるんだなと思って。ママの愛は当たり前だと思ってたんだけど、全然当たり前なんかじゃないんだよね。素晴らしいんだよね、宝物なんだよね、ママの愛は偉大なんだよね。今まで気づかなくてごめんね、ママ。ママのことわかろうとしなくてごめんね」と。
正高も帰ってきてほしいと本気で頼み、泉はカホコから何度も送られていたメールを見て感極まる。
そこには「大好きだよ、ママ」と書かれたメールが何度も何度も届いていた。
大好き
翌日、カホコは泉に「大好き」というメールをまた送っていた。
ハジメは名前を呼ぶことをためらっていたが、そのメールを見て真面目な顔に。
ハジメは「大好きだよ、カホコ」と。
カホコは驚きを隠せず、もう一回言ってほしいと
照れながらもハジメは、「付き合おう、俺たち。ママが戻ってきたらちゃんと許可とりにいくから」と。
カホコは笑顔で「うん!!」
泉、根本家へ
泉は根本家に戻ってきて、言葉も発さず家事をやり始めた。
そして泉は「これからはお互い自由にやりましょう。家族だからって束縛しないで。カホコ、自立したいんでしょ。だったら、自分の思うようにやればいいじゃない。ママはもう金輪際口を出さないから。でも頼りたいときだけ頼るのはもうヤメてよね、もう。あなたにももう明日の夕食のことは聞きませんから。私の事家政婦だと思って期待されても困るし。でも必要だったらあなたから言ってくださいね。私は今まで間違ったことをしてきたとは思っていませんし、これからも変わるつもりはありません。ただあなた達が望むなら、カホコの事は自由放任主義でいきましょ。どうせ家族なんて一生一緒にいられないから。」
正高は「そんなこと言うなよ」と止めたが、
カホコは「わかった。カホコ頑張るね、ママに認めてもらえるように。」と。
カホコと泉がバトルの予感・・・
初代は誰かに電話をかけ「お願いですから夫には言わないでもらえますか。私がもうすぐ死ぬなんて知ったらパニックになると思うんで。家族にはいずれ私から伝えますから」と。
それを見ていたカホコ。
カホコは「本当なの?ばぁば、死んじゃうなんて。」と言い茫然と立ち尽くす。
次週へ続く・・・
さいごに
ついにハジメくんとカホコが付き合うことに!!
色々ありましたが本当に良かったです。
まだまだ前途多難はありそうですが。
泉とカホコがどんどん喧嘩していくのでしょうか。
自立するにはそれも必要なのかもしれません。
あとはばぁばが心配です。
来週も見逃せません。