らいおんのTVぶろぐ

らいおんのTVぶろぐ

ネタバレあり★ドラマ・バラエティのTVレビューを分かりやすく解説

コード・ブルー(第6話)2017.8.21放送

スポンサーリンク

今回は脳死の高校生がどうなるか、が見どころです。

奏の症状

藍沢耕作(山下智久)と新海広紀(安藤政信)によって、天野奏(田鍋梨々花)の手術は無事に成功した。
だが、白石恵(新垣結衣)が新海に手術のことを聞くと、新海はにごす。
奏の両親は手術結果に納得しているらしいが、手の震えが残ってしまったことが奏にとっては受けいれられないことだった。

 

脳死判定

一方、17歳の男子高校生が脳死判定を受けることに。
それは橘啓輔(椎名桔平)の息子・橘優輔(歸山竜成)のもとに移植可能な心臓が来るかもしれない可能性があった人だった。
循環器内科医の井上宣顕(滝藤賢一)の指摘に、橘は期待を抱いてはいけないと自分を制する。

 

冷凍室での負傷

その頃、冷凍倉庫内で荷崩れ事故が発生。
翔北救命救急センターにドクターヘリ要請が入り、藍沢と藤川一男(浅利陽介)、雪村双葉(馬場ふみか)が向かう。
商品保護のために冷凍室の電源を切れないという寒さの中、藤川らは治療を開始。
患者を救命センターに搬送する藤川は、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)と交代した。
灰谷たちは藍沢の指示で、冷凍室内の負傷者のもとへ。
すると治療を始めて間もなく電源が落ちてしまった。
暗闇の冷凍室内に、灰谷と横峯は負傷した作業員と閉じ込められる。
しかも、まだ落雷の可能性があるためドクターヘリも飛べないという。
そんな中、冷凍室の外で藍沢が診ていた作業員の容態が急変。
さらに冷凍室内の灰谷と横峯は、多量の出血をしているもう一人の作業員を発見。
フェロー二人だけでこの事態をなんとかしなくてはいけなくなる。
出血多量の作業員は足を負傷しているため、通信で指示を出していた白石の判断で、その場で足にメスを入れることに。
横峯が一度はメスを入れるも、まだ重要な血管が見えてこない。
患者は痛みが増し、泣き叫ぶ。
そんな患者をみて横峯は「できません」と。
白石が藍沢に助けを求めるが、藍沢も手が離せないため、灰谷に「お前がやるしかない」と喝を入れる。
灰谷は心に決め、患者を助ける。そして無事に成功した。

 

臓器提供

そして、担当が緋山美帆子(戸田恵梨香)で、脳死判定を受けていた高校生が臓器提供をすることが決まる。
臓器医療担当の人達が続々と救命センターにやってくる。
心臓担当、肺担当、肝臓担当、小腸担当、膵臓担当、腎臓担当。
黙とうをし、男子高校生から臓器を取り出すと、すぐ必要としている患者のもとへその臓器を持っていく。
その一連のスムーズな流れを見ていた緋山と名取颯馬(有岡大貴)と橘。
緋山は「たった1枚の紙の6行(6人の患者へ届ける)で、この高校生が17年間生きてきた証であり、6人が助かる未来が書かれている。だからこの一つ一つは手を抜かずにやりたい」と。
緋山は臓器提供後の患者に洗髪していた。
それを見ていた名取も「自分にもやらせてほしい」といい洗髪をする。
患者に入れ込んでしまう医者、入れ込まない医者それぞれの感情を話す。

 

さいごに

今回印象に残ったのは、やはり臓器を取り出すシーン。
臓器提供のカードに本人の署名をしておくとそうなのか、と思ったりしたことはありますが、今までは現実からは遠く離れたことと感じていたのか、実感なかったです。
こういうシーンをテレビで見たのは初めてで衝撃でした。
実際今も実感あるかといえばまだないですが、こういうことが普通に起きていると思うと決して他人事ではないと思いました。