コード・ブルー（第７話）2017.8.28放送

今回のドクターヘリは着陸失敗するかも！？

辞退

脳外科の西条章（杉本哲太）の部長室を訪ねた藍沢耕作（山下智久）はトロント大へのレジデント候補の件を辞退すると伝えた。
天野奏（田鍋梨々花）の術後経過が原因かと尋ねる西条に、藍沢は特に理由はないと部長室を出て行く。
入れ替わりに来た新海広紀（安藤政信）は西条から藍沢の辞退を聞いて驚いた。
救命フロアに向かう途中、藍沢は白石恵（新垣結衣）と会う。
白石は奏の手術と救命の手術が重なったこと、藍沢が手術記録を書いていないことを心配していた。
だが、藍沢は白石には関係ないと言ってその場を去る。

緋山の恋

緋山美帆子（戸田恵梨香）は緒方博嗣（丸山智己）のリハビリ中。
間もなくリハビリテーション科に移る緒方のためだが、患者とは思えない手厳しさ。
２人を夫婦みたいだと眺める名取颯馬（有岡大貴）は緒方のどこが良いのか？ と、緋山をからかう。

着陸失敗！？

CS室では藤川一男（浅利陽介）が横峯あかり（新木優子）たちに医者を目指した理由を聞いていた。
灰谷俊平（成田凌）は幼い時にドクターヘリに助けてもらった経験からと答える。
そんな時、ドクターヘリ要請が入った。
踏切事故で３人が負傷。
現場に向かったのは灰谷と白石と雪村双葉（馬場ふみか）の３人。
灰谷は焦りから機長に着陸を急かす。
すぐさまドクターヘリは現場へと飛び立つのだが、なんと着陸に失敗。
ヘリが木に接触し、飛ぶことが不可能だが、白石達は現場へ到着した。

判断

３人のうち１人が助からないとわかり、他の２人に専念しようと白石は言う。
その１人はこれから結婚式に向かう途中だったが、事故に遭い、結婚相手から助けてほしいと懇願される。
灰谷は助けたい一心で心臓マッサージを行い続ける。
白石は藍沢に、灰谷が諦めるよう頼み、藍沢は灰谷に「彼はもう助からない」告げる。
白石も結婚相手にもう無理ということを告げる。

調査委員会

２日後、新海からなぜトロント大を辞退したのか藍沢は問われるが答えを濁す。
調査委員会ではドクターヘリの着陸失敗について問題になっていた。
患者の死亡とヘリの着陸は関係ないと分かる。
早川正豊（伊藤祐輝）は自分のせいで着陸を失敗したと告げるが、灰谷は自分が機長を急かしたことを正直に話す。

死亡した患者の結婚相手は助かり、自分だけ生き残ったことを後悔する。
灰谷は事故以降ずっと心を痛めていた。

調査委員会の結果、２週間ドクターヘリは停止することが決まる。
機長の早川と整備士の鳥居誠（岩井拳士朗）はしばらくヘリから離れることを命じられた。
灰谷はなぜ自分だけ処分が出ないのか白石に問うが、灰谷の言動はドクターヘリの着陸とは関係なかったと灰谷に告げる。

検死結果の報告

ICUにいる灰谷の前で、ある８０代の患者が急変する。
藍沢も駆けつけ手術を行う。
新海はこの８０代女性の助かる可能性は低いと告げるが、この患者は亡くなった患者が命がけで助けた患者だからたとえ可能性は低くてもやれるだけのことはやり助けたい、と藍沢は言う。
緋山は事故で亡くなった患者の検死結果を家族に報告することをためらっていた。
そんな緋山をみた緒方は、患者のことをよく考える緋山に心を救われたと緋山を元気づける。
緋山は結婚相手に検死結果を告げる。
事故のほとんどは体の左半分に集中していて、右には結婚相手がいたから守ろうとしていたのだと思うと。

医者になった理由

横峯は雪村と会話の途中で、結局みんな自分の為に医者になったのに、灰谷だけは人の為に医者になったのか、と話す。
それを灰谷は聞いていた。
横峯達も灰谷がいることを知ってこの話をした。

奏の手術

藍沢は奏にある事を伝えようとしていた。
奏の手術中にICUの患者が急変し、藍沢が行かなければならない患者だったため、そっちに行き、奏のもとに戻ったときにはもう新海が手術を終わらせていた、という。
手の震えがとまらないのは新海のせいなのか、と聞く奏。
それは違う、後遺症は仕方なかった、と藍沢。
だが藍沢に手術をしてほしかった奏は裏切られた気持ちになる。

灰谷が・・・

ドクターヘリは修理のみで元に戻った。
橘啓輔（椎名桔平）にフェローのミスをあまり庇うなと白石に告げる。
そして１枚の紙を渡し、灰谷に睡眠薬を処方しすぎと注意される。
白石はなんのことかわからず灰谷に電話をかける。
すると電話に出たのは藍沢だった。
なんと灰谷が頭から血を出し救命センターに運ばれてきた。

次週へ続く・・・

さいごに

奏の手術は藍沢がやったのではなかったのですね。
藍沢の手術が被ってしまい仕方なかったとはいえ、奏の気持ちもわかります。
そして最後の灰谷には何があったのでしょうか。