らいおんのTVぶろぐ

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過保護のカホコ(第8話)2017.8.30放送

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今回は、ハジメが母親に会いに行きます。

カホコが婚活!?

根本加穂子(高畑充希)(以下カホコ)は家族の考え方を巡り麦野初(竹内涼真)(以下ハジメ)と喧嘩別れしてしまったことに激しく落ち込むものの、母・泉(黒木瞳)と父・正高(時任三郎)の前では超ハイテンションで振る舞い、病気の初代(三田佳子)(以下ばぁば)にも孫が見せられるようにと婚活を宣言する。
カホコは婚活のサイトに登録しようとパソコンを開く。
正高はカホコが心配で話しかけるが、泉がハジメの連絡先を消去するよう提案し、カホコが消そうとするもなかなかできない。
そんなカホコを見て泉はすんなり消去してしまう。

親族会議

一方、なかなか絵に集中できないハジメのもとにはイト(久保田紗友)が現れ、自分と付き合わないかと迫る。
ばぁばと並木福士(西岡徳馬)(じぃじ)から貰った通帳を出し、これを使って遊ぼうと言い出す。
ハジメは乗り気になりイトにキスを迫るも、拒絶されてイトはハジメのもとを去る。
早速婚活パーティーに参加したカホコだったが、今までハジメに言われた言葉が次々頭をよぎり会話が弾まず、散々な結果に終わる。
その頃、並木家では初代の病気についての親族会議が開かれるが、治療費や世話について皆自分の言いたいことを言うばかりで足並みはバラバラ。
ついには各々が日頃から溜めていた不満を吐き出し、会議は決裂してしまう。

花嫁修業

婚活に敗れ帰ってきたカホコは、親族会議から逃れてきたばぁばに花嫁修業として料理を教えてもらうが、ばぁばは無理やりハジメのことを忘れようとしているカホコが心配だった。
そんな中、泉から話し合いが揉めたことを聞いたカホコは、ばぁばに1日でも長生きして欲しいという気持ちは家族全員同じはずだと話し、泉に仲直りを勧める。
正高とばぁばはそんなカホコに今までにない成長を感じる。

養護施設へ

解決策の見えないばぁばの病気と今後について、どうしてもハジメに相談したいと思うカホコだったがハジメから連絡が来るはずもなく…。
代わりに教子(濱田マリ)から家に連れ帰ってきてしまった迷子の男の子(横山歩)を警察に連れて行くのに付き添ってほしいと連絡が来る。
全く話さなかった男の子はカホコの問いにだけ答える。
根本正興(平泉成)はこの間、カホコに「明日がない人もいる」と言われた目が覚め、「今日という一日はかけがえのない一日なんだ」と、すぐ警察に行くよう勧める。
妻の根本多枝(梅沢昌代)は若い正興が戻ってきたようだと感動する。
男の子は養護施設から逃げ出してきたことがわかるが、送り届けた養護施設で目にした絵をカホコは幼い日のハジメが描いたものだと直感する。

ハジメに会いたい

ハジメについての意外な過去を知ったカホコはハジメにますます会いたい思いが募る。
カホコはハジメを探すが、絵を描く作業場にはいなかった。
しかし、その夜参加した婚活パーティーで、なんとバイトに来ていたハジメと会い、驚く。
そして、施設の園長から「母親からの手紙を預かっているから取りに来てほしい」と言われたことをハジメに伝える。
渋るハジメをなんとか説得し、一緒に施設に行くことに。

母親と再会

ハジメが高校卒業後、施設を出た後に手紙を持ってきたのだという。
園長から会いに行ってあげてほしいと言われ、カホコは一緒に母親のもとへ向かう。
向かうバスの中でカホコにも手紙を見せる。
そこには、父親のギャンブルがあり借金もたまり、覚せい剤に手を出してしまったこと、一緒に死のうと思ったがハジメが絵の具を持っていて死のうと思ったことを後悔したこと、ハジメを施設に預けて自分が刑務所に行って罪を償っていたこと、刑務所から出た後にまた同じ罪をおかしまだハジメに会う決意ができなかったこと、それからしばらく経ってある人と出会い家庭を持つことになったこと、その家庭ではハジメのことを話せなかったこと、等が書かれていた。
そして母親のもとに行き、カホコは挨拶をし、ハジメ今どんな環境で頑張っているのかなどを話す。
謝る母親にハジメは「謝らなくていいから、俺のことは大丈夫だから、結構幸せにやってるし。それに、いつかあなたに負けない素っ晴らしい家族作りますから。だからこれからもずっと幸せでいないと許さないぞ。そんじゃ。」と告げて去る。
泣き崩れる母親。

ハジメの本音

帰り道、お腹がへったというハジメに持っていたおにぎりを渡すカホコ。
ハジメは「めちゃめちゃうまい」と言って泣きながらおにぎりを食べる。
そんなハジメをカホコは抱きしめた。
思いっきり泣いていいよとカホコは言うと、大声で泣きまくるハジメ。
ハジメ「カホコーーーー会いたかったよーカホコーもう別れるなんて言わないでくれよーカホコーーー。もうカホコに会えないかと思ったら怖くてたまらなくて。もうどこにも行かないでくれよ。カホコがいないと自分が嫌になるんだよ。自分の生きてるこの世界が嫌になるんだよ。だから・・・」
カホコ「だから・・・?」

2人の決意

場面変わって根本家。
正高「今何て言いました?」
ハジメ「ですからカホコさんと、結婚させてください。あ、もちろん、バイトでもなんでもしてカホコさんに苦労かけないようにしていつか一人前の画家になれるよう頑張りますから。」
カホコ「カホコも頑張って働いて2人に迷惑かけないようにするから。」
ハジメ「カホコさんは僕に人の愛とか善意を信じてもいいんだという力をくれるんです。カホコさんと一緒ならもうひねくれたり人をねたんだりしないで日の当たる場所にいる勇気がでるんです。だから僕をカホコさんの家族にさせてください。」
泉「どうするのパパ」
正高「え、俺!?」
泉「私が先に何か言ったらまた何でも決めつけるとか言われるから。だって一家の主でしょ。」
正高「あ、うん。えーとパパは、気持ちはわかるけど・・・。」
泉「もう少し冷静になった方がいいんじゃないかな、現実はそんなに甘くないし。ばぁばが死ぬかもしれないから喜ばせるために結婚するなんて間違ってると思わない?パパ」
正高「あー、うん、そうだな。」
カホコ「ママ、パパ、カホコも最初はそのつもりだったんだけど、でも今は違うの。今は心からハジメくんと結婚したいの。ハジメくんと一緒に家族の皆を幸せにしたいの。なんでそういう風に思ったかというとね、さっきね、さっきあたしこんなの初めて。さっきね、ハジメくんにカホコ、カホコって名前呼ばれたときね、気づいたの。自分の名前を呼ばれるのってこんなにうれしいことなんだなって。自分の名前を大好きな人にどれだけ呼ばれたかで自分がどれだけ幸せかわかるんだなって。そう思ったらカホコって幸せ者なんじゃないかなって。だってママにも、パパにも、じぃじにも、ばぁばにも家族のみんなに何度も何度もカホコ、カホコって呼ばれてきたんだもん。だから今度は逆にいっぱいいっぱいお返ししたい。皆の名前をいっぱいいっぱい呼んで皆を幸せにできるような人生を歩みたい。ハジメくんと一緒ならそれができるような気がするの。ハジメくんは絵で皆のことを幸せにできる素っ晴らしい人だから。だから、ママ、パパ、お願い。麦野ハジメくんと結婚させてください。」
ハジメ「お願いします。」
泉「分かった。あなたたちが本気だっていうことだけは。だからこっちも本気で反対させてもらうから。」
泉の怖い顔にビビる正高。

ここで電話が鳴り、正高が出る。
正高「ばぁばが倒れた・・・」


次週へ続く・・・

 

さいごに

今回も泉は自分の意見ばかり押し通すところが目立ってました。
我慢強い正高には泉みたいな人が合っているのかもしれないですね。
そして毎回最後の掛け合いのシーンは圧巻です。
カホコには感動させられます。
今回は2人が結婚の許可のお願いでした。
泉は本気で反対するみたいなので、またバトルが始まるみたいです。
来週も楽しみです!!

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