カンナさーん！（第８話）2017.9.5放送

今回は、カンナがついに会社を・・・

前回の続き

存続危機にさらされている河東カンナ（渡辺直美）が働くアパレルブランド・ガーリーセバスチャン。
最近成績が振るわなかったカンナは、リストラの危機に陥っていた。
それでもデザイナーの仕事を続けるため、なんとか会社に残れるよう人事の面接に臨もうとしていたその時…！
元夫・礼（要潤）から、愛息子・麗音（川原瑛都）が頭を強く打って救急車で運ばれたという連絡が入る。
それを聞いたカンナは、面接を蹴って一目散に病院へ向かったのだった。
だが病院に着いたカンナの目に入ってきたのは、ガーリーセバスチャンの元イメージモデルで、礼の幼馴染の俊子（泉里香）と、その肩を抱く礼の姿だった。

俊子が麗音の世話係へ

麗音は、礼の母・鈴木柳子（斉藤由貴）の画策で、礼のお見合い相手として現れた俊子と遊んでいるうちに誤って遊具から転落し、頭を強打したという。
幸い脳波に異常はなく、麗音の元気な様子に安心するカンナだったが、ひどく落ち込んだ様子の俊子とそれを庇う礼の姿に鋭い視線を送る…。
礼から俊子との関係性を弁明されるも、麗音はしばらく保育園を休ませたほうがいいと医者に言われたカンナは、礼と俊子のことを気にする余裕もない。
そんな中、麗音が保育園を休む間の世話を俊子が「自分にさせてほしい」と申し出る。
俊子の提案に困惑するカンナだったが、そこへやってきた柳子は“お見合い計画”がうまくいく！と言わんばかりに強く賛成する。

納得できない

礼からの薦めもあり、俊子に麗音を預けることにしたカンナ。
おかげで仕事に支障はないが、人事の面接を受けられなかった代償は大きい様子で…。
さらに、ガーリーセバスチャンが年内で閉鎖されることが決定!?
カンナは自分たちのブランドがなくなってしまうことに納得がいかず「年内までに在庫売り切る」と、啖呵をきる。
在庫の山を見て、思い出に浸るカンナと片岡美香（山口紗弥加）と境川翔子（トリンドル玲奈）。

麗音と俊子

翔子はリストラになるかもしれない悩みを青田壮介（工藤阿須加）に相談していた。
何もいい言葉が思いつかない青田はカンナの家に。
ピンチな状況にも、ビールを飲んで寝ようと楽観的になろうとするカンナに翔子も少し安心する。
カンナが仕事に奮闘する中、俊子と礼の距離はどんどん近づいていく。
俊子と麗音もどんどん仲良くなっていくことに。
礼のことは全く気にする様子はないが、麗音が仲良くしていくのは寂しいと嘆くカンナ。

出張！？

カンナは会社から、毎月２～３週間の出張もある生産管理部への異動を勧められる。
それができないなら早期退職という選択をするよう告げられる。
翔子も販売の方への異動や早期退職を勧められ、カンナも翔子もデザイナーとして今後続けていけない未来に落ち込む
カンナは友人に相談するが、「何かを得るためには何かを失わないといけない」と、出張があるとしても会社に残るべきだと言われる。

俊子の想い

家に戻ると、仲良くする礼と俊子と麗音の３人が幸せそうな家族に見える。
カンナは俊子がなぜモデル業を休んでいるのか気になり、直接俊子に理由を聞く。
すると、自分らしくいたいのに笑顔でいれなくなった。今休業すると仕事は失う、と言われたというが、そんな時に柳子に誘われ、過ごしていくうちに毎日が楽しくて前の自分を取り戻そうとできている、必要とされることが嬉しい、と打ち明ける。

カンナの勘違い

柳子は、俊子と礼が結婚して麗音を引き取ろうと考えていることをカンナに話す。
カンナは麗音を離す気はない、と言うが仲良くする３人を目の当たりし、さらに仕事も無くなるかもしれない、というピンチにショックを受ける。
自分といるより俊子といる方が麗音の幸せになるのか、と思いカンナは俊子に「礼と麗音をよろしくお願いします。」と告げる。
しかし、それはカンナの勘違いで、俊子は礼と結婚するつもりはなく、麗音はカンナの事を一番必要としていることを説明する。
カンナは自信を取り戻し、会社を辞める事を決める。

次週へ続く・・・